かるた〜家族でお正月を満喫しよう〜

新たな年のお正月を「かるた」で満喫しませんか。

お正月おなじみの遊びに「かるた」があります。

いろいろな種類があって、なかでもことわざかるた「いろはかるた」は、江戸かるたと京かるたがあり、取り上げることわざが違っています。

祖父母から孫まで一緒に遊べることから人気があり、言葉の勉強や躾にもなります。会話のなかですらりとことわざを使いこなせる方をみると、粋でかっこよく尊敬と憧れを抱かれることでしょう。

 

もし、小さい子供と一緒にする場合「かるたで文字を覚えさせようと思わないこと」がポイントだそうです。かるたをやると楽しい、楽しいから自然に文字も覚えていたというのが理想なのだとか。

楽しい雰囲気であれば読み手の言葉を聞き、理解して行動することも自然と身につきます。

百人一首も忘れてはなりません。

藤原定家が1235年(鎌倉時代初期)にまとめた歌集です。飛鳥時代から平安時代の百人の歌人の和歌を一首ずつ、合計百首選んで、時代順にまとめました。

昔の人は、四季折々の美しい景色を見たとき、恋や人生についての思いが湧きおこり、その思いを三十一文字の短い詩につづりました。百人一首をよむと昔の人が自然と共に生き、それを大事にしていたことや、どんなことに心を動かされていたか、そして貴族の華やかな暮らしまでもが、生き生きと伝わってきます。

この歌集が江戸時代に「歌かるた」という遊び道具になったことで、遊びながら親しまれるようになりました。

 

京都に花園大学という臨済禅の大学があります。そこで、禅語を学ぶ学生向けに作られたかるたで「禅語カルタだるま」が好評です。

(妙心寺花園会館直売店で販売中)

『禅林句集』約五千句より百句を抜粋され、漫画家による洒脱な絵が添えられています。解説本もセットであり、巻末には素読用紙が付けられていますので、江戸時代の寺子屋のように素読学習も楽しめるかと思います。

とは言っても禅語はすべて漢字で漢文調・・。むずかしく感じられ、はじめは意味もわからないかもしれません。

それでも繰り返し読んでいるうちにお気に入りの絵札や禅語が見つかり、解説本で意味を調べてまた遊ぶ。ということを繰り返しやっていくのも楽しみの一つだと思います。そうやって得られた言葉は、自身の力となり心の糧となってくれるはずです。

「もういくつ寝るとお正月♪」

いかがでしょうか。もうすぐお正月ということで年の初めは、家族でかるた遊びが出来たら楽しそうですね。

祖父母から孫までがゆっくりと集まる機会に、みんなで楽しく話をしながら、新たな年のお正月を「かるた」で満喫しませんか。